高松市議会 > 2013-12-18 >
12月18日-07号

  • "女木島"(/)
ツイート シェア
  1. 高松市議会 2013-12-18
    12月18日-07号


    取得元: 高松市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-22
    平成25年第6回(12月)定例会          ┌────────────────┐          │     平成25年12月     │          │第6回高松市議会(定例会)会議録│          │    12月18日(水曜日)    │          └────────────────┘     午前10時1分 開議 出席議員 38名  1番 佐 藤 好 邦  2番 森 谷 忠 造  3番 中 村 順 一  4番 大 浦 澄 子  5番 藤 原 正 雄  6番 西 岡 章 夫  7番 岡 下 勝 彦  8番 三 笠 輝 彦  10番 井 上 孝 志  11番 辻   正 雄  12番 鎌 田 基 志  13番 白 石 義 人  14番 落 合 隆 夫  15番 森 川 輝 男  17番 川 崎 政 信  18番 十 川 信 孝  19番 小比賀 勝 博  20番 大 橋 光 政  21番 大 見 昌 弘  22番 神 内 茂 樹  23番 波 多   等  24番 妻 鹿 常 男  25番 田 井 久留美  26番 中 村 伸 一  27番 山 田   勲  28番 二 川 浩 三  29番 三 野 ハル子  30番 春 田 敬 司  31番 竹 内 俊 彦  32番 香 川 洋 二  33番 大 西   智  34番 岡 野 朱里子  35番 大 山 高 子  36番 山 崎 数 則  37番 中 西 俊 介  38番 岡 田 まなみ  39番 吉 峰 幸 夫  40番 三 好 義 光  ──────────────── 欠席議員 なし(欠員2名)  ──────────────── 議会事務局出席者  事務局長     田 阪 雅 美  事務局次長総務調査課長事務取扱           安 部 雅 之  議事課長     大 塩 郁 夫  議事課長補佐   村 上 太 郎  議事係長     真 鍋 芳 治  議事課主査    宮 武 宏 行  ──────────────── 説明のため会議に出席した者  市長       大 西 秀 人  副市長      岸 本 泰 三  副市長      勝 又 正 秀  病院事業管理者  塩 谷 泰 一  上下水道事業管理者石 垣 佳 邦  教育長      松 井   等  市民政策局長   加 藤 昭 彦  総務局長     岡 本 英 彦  財政局長     城 下 正 寿  健康福祉局長   藤 井 敏 孝  環境局長     川 田 浩 司  創造都市推進局長 宮 武   寛  都市整備局長   合 田 彰 朝  消防局長     高 島 眞 治  病院局長     篠 原 也寸志  上下水道局長   多 田 弘 二  教育局長     伊 佐 良士郎  市民政策局次長  福 田 邦 宏  総務局次長    河 西 洋 一  財政局次長    好 井 清 隆  健康福祉局次長  村 上 和 広  環境局次長    小 路 秀 樹  創造都市推進局次長事務取扱           松 本 欣 也  都市整備局次長  石 垣 惠 三  消防局次長    唐 渡 芳 郎  病院局次長    吉 田 憲 二  上下水道局次長  釜 野 清 信  教育局次長    細 川 公 紹  秘書課長     上 枝 直 樹  総務課長     鴨 井 厚 二  財政課長事務取扱 田 中 克 幸  ──────────────── 議事日程 第7号諸般の報告日程第1 議案第123号から議案第210号まで 議案第123号 平成25年度高松市一般会計補正予算(第6号) 議案第124号 平成25年度高松市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) 議案第125号 平成25年度高松市競輪事業特別会計補正予算(第1号) 議案第126号 平成25年度高松市病院事業会計補正予算(第1号) 議案第127号 平成25年度高松市下水道事業会計補正予算(第2号) 議案第128号 高松市男女共同参画センター条例の一部改正について 議案第129号 高松市地域ふれあいセンター条例の一部改正について 議案第130号 高松市地域交流会館条例の一部改正について 議案第131号 高松市男木交流館条例の一部改正について 議案第132号 高松市コミュニティセンター条例の一部改正について 議案第133号 高松市墓地条例の一部改正について 議案第134号 高松市墓地公園条例の一部改正について 議案第135号 高松市斎場条例の一部改正について 議案第136号 高松市福岡会館条例の一部改正について 議案第137号 高松市木太北部会館条例の一部改正について 議案第138号 高松市隣保館等条例の一部改正について 議案第139号 高松市児童厚生施設条例の一部改正について 議案第140号 高松市福祉の充実と教育力向上のための臨時基金条例の制定について 議案第141号 高松市行政財産の目的外使用に関する使用料条例の一部改正について 議案第142号 高松市法定外公共物管理条例の一部改正について 議案第143号 高松市市税条例の一部改正について 議案第144号 高松市民防災センター条例の一部改正について 議案第145号 高松市総合福祉会館条例の一部改正について 議案第146号 高松市国民健康保険診療所条例の一部改正について 議案第147号 高松市ふれあい福祉センター条例の一部改正について 議案第148号 高松市医療費助成条例の一部改正について 議案第149号 高松市夜間急病診療所条例の一部改正について 議案第150号 高松市保健所条例の一部改正について 議案第151号 高松市庵治ほっとぴあん条例の一部改正について 議案第152号 高松市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について 議案第153号 高松市ふれあい創作館条例の一部改正について 議案第154号 高松市生涯学習センター条例の一部改正について 議案第155号 高松市図書館条例の一部改正について 議案第156号 高松市廃棄物の適正処理および再生利用の促進に関する条例の一部改正について 議案第157号 高松テルサ条例の一部改正について 議案第158号 高松市創造支援センター条例の一部改正について 議案第159号 高松市食肉センター条例の一部改正について 議案第160号 高松市茜町会館条例の一部改正について 議案第161号 高松市生活改善センター条例の一部改正について 議案第162号 高松市高齢者活動促進センター条例の一部改正について 議案第163号 高松市多目的研修集会施設条例の一部改正について 議案第164号 高松市農村環境改善センター条例の一部改正について 議案第165号 高松市香南産地形成促進施設条例の一部改正について 議案第166号 高松市農村公園条例の一部改正について 議案第167号 高松市農村研修集会施設条例の一部改正について 議案第168号 高松市自転車競走実施条例の一部改正について 議案第169号 高松市中央卸売市場業務条例の一部改正について 議案第170号 高松市奥の湯温泉条例の一部改正について 議案第171号 高松市塩江湯愛の郷センター条例の一部改正について 議案第172号 高松市塩江温泉水給水施設条例の一部改正について 議案第173号 高松市塩江奥湯公園条例の一部改正について 議案第174号 高松市香南楽湯条例の一部改正について 議案第175号 高松市庵治太鼓の鼻オートキャンプ場条例の一部改正について 議案第176号 高松市文化芸術振興条例検討委員会条例の廃止について 議案第177号 高松市文化芸術振興条例の制定について 議案第178号 高松市文化芸術ホール条例の一部改正について 議案第179号 高松国分寺ホール条例の一部改正について 議案第180号 高松市玉藻公園条例の一部改正について 議案第181号 高松市石の民俗資料館および石匠の里公園条例の一部改正について 議案第182号 高松市香南歴史民俗郷土館条例の一部改正について 議案第183号 高松市讃岐国分寺跡資料館条例の一部改正について 議案第184号 高松市スポ一ツ施設条例の一部改正について 議案第185号 高松市美術館条例の一部改正について 議案第186号 高松市塩江美術館条例の一部改正について 議案第187号 高松市道路占用料徴収条例の一部改正について 議案第188号 高松市漁港管理条例の一部改正について 議案第189号 高松市港湾管理条例の一部改正について 議案第190号 牟礼港野積場の設置および管理に関する条例の一部改正について 議案第191号 高松市準用河川土地占用料等徴収条例の一部改正について 議案第192号 高松市都市公園条例等の一部改正について 議案第193号 高松市市営住宅条例の一部改正について 議案第194号 高松市水道事業給水条例の一部改正について 議案第195号 高松市下水道条例の一部改正について 議案第196号 高松市農業集落排水処理施設管理条例の一部改正について 議案第197号 高松市公設浄化槽管理条例の一部改正について 議案第198号 公の施設の指定管理者の指定について(男女共同参画センター:特定非営利活動法人たかまつ男女共同参画ネット) 議案第199号 公の施設の指定管理者の指定について(総合福祉会館公益財団法人高松福祉事業団) 議案第200号 公の施設の指定管理者の指定について(ふれあい福祉センター勝賀公益財団法人高松福祉事業団) 議案第201号 公の施設の指定管理者の指定について(高松テルサ穴吹エンタープライズ株式会社) 議案第202号 公の施設の指定管理者の指定について(香南産地形成促進施設香南アグリーム):有限会社香南農業振興公社) 議案第203号 公の施設の指定管理者の指定について(岡の上農村公園ほか:有限会社溝渕造園) 議案第204号 公の施設の指定管理者の指定について(香南楽湯株式会社創裕) 議案第205号 公の施設の指定管理者の指定について(高松駅南交通広場駐車場シンボルタワー開発株式会社) 議案第206号 公の施設の指定管理者の指定について(仏生山公園ほか:香川県造園事業協同組合) 議案第207号 公の施設の指定管理者の指定について(牟礼中央公園ほか:香川県造園事業協同組合) 議案第208号 工事請負契約について(旧牟礼支所解体工事株式会社合田工務店) 議案第209号 工事請負契約について(消防救急デジタル無線活動波等整備工事NECネッツエスアイ株式会社四国支店) 議案第210号 路線の認定について(朝日町106号線ほか)日程第2 陳情第12号及び陳情第15号 陳情第12号 社会保障制度の拡充を求める陳情 陳情第15号 子どもたちのために、よい教育環境をととのえる事を求める陳情(委員長報告)  総務消防教育民生経済環境建設水道都市交通対策委員長報告に対する質疑・採決)日程第3 閉会中継続調査申し出について     総務消防ファシリティマネジメントの取り組みについて     教育民生・小学校における英語教育の推進について     経済環境地域経済の活性化に向けた産業振興方策について     建設水道・市道の安全対策について日程第4 諮問第15号から諮問第19号まで 諮問第15号 人権擁護委員候補者の推薦について(柳瀬治夫) 諮問第16号 人権擁護委員候補者の推薦について(田村光子) 諮問第17号 人権擁護委員候補者の推薦について(綾田直美) 諮問第18号 人権擁護委員候補者の推薦について(藤村 勇) 諮問第19号 人権擁護委員候補者の推薦について(蔭久正順)(提案説明・採決)日程第5 高松市農業委員会委員の推薦について  ──────────────── 本日の会議に付した事件諸般の報告日程第1 議案第123号から議案第210号まで日程第2 陳情第12号及び陳情等15号日程第3 閉会中継続調査申し出について日程第4 諮問第15号から諮問第19号まで日程第5 高松市農業委員会委員の推薦について  ──────────────── ○議長(鎌田基志君) これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。  ──────~~~~────── 諸般の報告 ○議長(鎌田基志君) 日程に入るに先立ちまして、この際、諸般の報告をいたします。 職員に報告させます。事務局次長。  〔事務局次長総務調査課長事務取扱(安部雅之君) 高総第169号(諮問第15号~諮問第19号の議案提出)を報告〕 ○議長(鎌田基志君) なお、議発報第21号専決処分事項の報告受理については、印刷物をお手元に配付してありますので朗読を省略いたします。 以上で諸般の報告を終わります。  ──────~~~~────── △日程第1 議案第123号から議案第210号まで △日程第2 陳情第12号及び陳情第15号 ○議長(鎌田基志君) まず、日程第1議案第123号から議案第210号まで並びに日程第2陳情第12号及び陳情第15号を一括議題といたします。 本件に関し、各委員長の報告を求めます。総務消防常任委員長 佐藤好邦君。  〔総務消防常任委員長(佐藤好邦君)登壇〕 ◎総務消防常任委員長(佐藤好邦君) 総務消防常任委員会の審査の経過概要並びに結果について御報告を申し上げます。 本委員会に付託されました案件は、12月13日の会議において配付されました付託案件表のとおり21件でありまして、委員会は16日に開催し、審査いたしました結果、付託案件いずれも原案可決することを決定した次第であります。 最初に、付託案件外ではありますが、今週初めに報道されました市職員による銀行カードローンに関する窃盗容疑について、この際、申し上げます。 事件の概要につきましては、既に市職員が逮捕され、マスコミ等で詳細に報道されておりますことから省略いたしますが、被害総額が1億円を超えるという前代未聞の大事件に発展しております。 この件に関して、委員会冒頭、当局から特に発言があり、本事件に関して陳謝するとともに、詳細については、現在、警察において捜査中であることから、今後、捜査の状況を見きわめながら適正かつ厳正に対処していきたいとの説明がありました。 この発言を受けて委員からは、これまでも、この種事件が起こるたびに、厳正なる職員の綱紀粛正を強く求めていたにもかかわらず、今回、再び、このような事件が発生したことは、極めて残念でならない。市において、もっと早目に実態把握に努めておれば、このような大規模な被害は食いとめられたのではないかとの発言がありました。 これに対し当局からは、今回の件は、1カ月前に情報を得ていたものの、これほど多くの職員が被害に遭っていることが判明したのは最近だった。しかし、内容が職員間・同僚間の問題であり、市として組織的な対応が難しいことから、専門家への相談等のアドバイスは行っていた。 いずれにしても、これまでも、本市として、過去の不祥事を踏まえ、公務員としての心構えや倫理観等に係る研修機会を拡充するとともに、各職場での情報共有に努めてきたにもかかわらず、今回のような事件が発生したことは、まことに申しわけなく思っている。 なお、事件については、現在、警察で捜査中であることから、事件の詳細についての説明は控えさせてもらいたいが、今後は、警察の捜査結果を待って適切に対応したいと考えているとの答弁がありました。 その他、委員会では、被害職員からの相談など組織としてのかかわり方をただす発言のほか、職員の気の緩み、緊張感の欠如から種々の問題・事件が発生している現状を憂慮して、改めて民間の手法を取り入れた綱紀粛正の徹底等を求める発言、また、一旦、事が発生すれば、即座に対応できる局内体制の構築を求める意見なり要望がありましたので申し添えておきます。 それでは、以下、審査の過程で特に論議のありました点、及び要望事項等について申し上げます。 まず、議案第123号平成25年度高松市一般会計補正予算(第6号)中、政策課関係屋島活性化キャンペーン事業費に係る1,450万円の債務負担行為について申し上げます。 委員会では、屋島の観光客数の推移を確認した上で、屋島の自然条件や景観・歴史的条件をも考慮した屋島の売り出し方根本的見直しを求める発言があり、当局からは、屋島山上では、ここ二、三年で廃屋撤去が進むなど景観が改善されつつあるほか、屋島会議において、廃屋跡地の利活用策及び平成17年に廃止されたケーブルカーやドライブウエイの、さらなる有効活用策が検討され、それを踏まえて策定された屋島活性化基本構想に基づき、より一層、市民の機運を盛り上げる事業を展開していきたいとの答弁がありました。 これを受けて、さらに委員から、屋島を、次回の瀬戸内国際芸術祭において正式会場として選定されるよう実行委員会に強く働きかけることはもとより、屋島の資源を生かす真に効果的な取り組みを求める発言がありました。 次に、同じく政策課関係の議案第198号公の施設の指定管理者の指定について申し上げます。 これは、男女共同参画センター指定管理者に特定非営利法人 たかまつ男女共同参画ネットを指定し、指定の期間を、28年度当初のセンターの移転・開館を見据えて平成26年4月1日から2年間とするものであります。 この件について委員から、指定管理者の公募に当たっては、新規参加が、ほとんど見られないなどマンネリ化が憂慮されるので、公募対象事業者も含めて、施設や事業の将来像を議論することによる事業自体の活性化の必要性を指摘する発言が、また、指定管理者制度全般についても、事業者選定の手法等の見直しを検討するなど工夫・改善を求める発言がありました。 これに対し当局からは、今回の選定は、施設管理だけでなく、事業運営ソフト部分を含めた形で委託するものであり、これまでの事業者の実績も考慮して選定している。また、今後の事業者選定に当たっては、より事業の活性化につながるよう、選定方法の工夫等を担当部署に伝えていきたいとの答弁がありました。 その他、委員会では、旧牟礼支所解体工事に係る議案第208号工事請負契約に関して、当初想定していなかったアスベストが着工後に確認され、工事が中断している現状を踏まえ、今後、同種事業の実施に当たっては、厳正なる事前調査を行うなど適切な対応を求める発言がありました。 次に、現在、当委員会において閉会中継続調査を行っておりますファシリティマネジメントの取り組みについては、お手元に配付されておりますとおり、さらに閉会中の継続調査を申し出ることといたしましたので、よろしくお願い申し上げます。 以上、総務消防常任委員会の報告を終わります。 ○議長(鎌田基志君) 教育民生常任副委員長 三野ハル子君。  〔教育民生常任副委員長(三野ハル子君)登壇〕 ◎教育民生常任副委員長(三野ハル子君) 教育民生常任委員会の審査の経過概要並びに結果について御報告を申し上げます。 本委員会に付託されました案件は、12月13日の会議において配付されました付託案件表及び陳情文書表のとおり18件でありまして、委員会は16日に開催し、審査いたしました結果、付託議案16件については、いずれも原案可決することと決定したほか、陳情2件については、陳情審査報告書のとおり、いずれも不採択と決定した次第でございます。 以下、審査の過程で特に論議のありました点、及び要望事項等について申し上げます。 まず、障がい福祉課関係の議案第123号平成25年度高松市一般会計補正予算(第6号)中、障害者福祉タクシー助成費に係る債務負担行為を含む6,600万4,000円について申し上げます。 これは、平成26年4月から、所得制限の導入のほか、腎臓機能障害者への助成枚数の拡大等を図るため、対象者約1万2,000人への周知や所得調査等を行うための準備経費等でございます。 この件に関し、一部委員から、制度の拡充は了としながらも、本事業は、障害者の社会参加を促進することを目的としていることから、従来どおり所得制限を設けずに継続すべきと考えることから反対である旨の発言がありましたことから、委員会では、挙手による採決を行った結果、原案可決と決定いたしました。 次に、同じく障がい福祉課関係障害者福祉金750万円について申し上げます。 これは、20歳以上で身体障害者手帳1級から3級等の市民に年額1万5,000円を支給する制度について、受給者数が当初の予定より上回る見込みとなったため補正を行うものでありますが、委員から、今年度での制度廃止を確認した上で、65歳以上で新たに障害者手帳を取得した人には医療費の助成制度がないため、今後も存続されたい旨、要望する発言がありました。 次に、こども家庭課関係の議案第148号高松市医療費助成条例の一部改正について申し上げます。 これは、入院医療費助成対象年齢を、来年の4月1日から、現在の12歳に達する日以後の最初の3月31日までから15歳に達する日以後の最初の3月31日までに引き上げ、子供の健全育成と子育て家庭経済的負担の軽減を図るものであります。 この件に関して、委員から、現在、償還払いとなっている入院時の医療費の支払いについて、今回の改正にあわせて現物給付とされたい旨、要望する発言がありました。 そのほか、委員会では、一部委員から、こども園運営課関係の議案第123号中、保育事務費3,000万円に関連して、認定こども園への移行については、現在、国において、保育教諭の処遇・保育料・保育時間の設定等を検討中の段階であり、また、食事についても、3歳児以上は外部搬入も可能とする点に疑問があること。診断書等の交付手数料の改定等を内容とする国保・高齢者医療課関係の議案第146号高松市国民健康保険診療所条例の一部改正及び保健対策課関係の議案第149号高松市夜間救病診療所条例の一部改正については、市民への負担増となること。さらに、消費税法等の一部改正に伴い、各種使用料や利用料を改定するための議案第145号高松市総合福祉会館条例の一部改正について、議案第147号高松市ふれあい福祉センター条例の一部改正について及び議案第151号高松市庵治ほっとぴあん条例の一部改正についてから議案第155号高松市図書館条例の一部改正についてまでは、今回の消費税法改正は、低所得者ほど負担が重く、市民の暮らしや地域経済に深刻なダメージを与え、経済の再生や財政再建にはつながらない消費税増税そのものに反対であることから、それぞれ反対である旨の意思表示があり、挙手による採決を行った結果、いずれも原案可決と決定いたしました。 次に、陳情第12号社会保障制度の拡充を求める陳情について申し上げます。 この内容は、地域住民の暮らしを守るとりでとして、各自治体での医療・福祉・介護等の独自施策の充実を図るとともに、政府等が進める一体改革を中止し、国の責任による社会保障制度の拡充を求めることを内容とする意見書の国・県等への提出を願意とするものであります。 この件について、一部委員から、国の進める社会保障制度改革の基本は、憲法第25条に基づく社会保障を解体し、公的支えをなくし、国民を自助に追い込むものであり、医療・介護・年金・子育てなど、社会保障の、あらゆる分野で負担増を強行している。 また、消費税の引き上げとともに、来年度からの70歳から74歳までの医療費窓口負担の段階的な引き上げ、さらに、介護保険では、27年度から一定以上所得者の利用者負担を1割から2割にする見直しも検討されており、年金の本格的な削減とあわせて国民に痛みを強いるものとなっている。これらに対し、市は、国に対して現状を訴え、生活弱者の防波堤となるべきであり、ぜひ採択すべきであるとの発言がありました。 また、他の委員からは、陳情内容のうち、例えば、国保会計への一般会計からの、さらなる繰り入れは、既に多額の基準外繰り入れを行っていること。また、生活保護に関しても、今後は、就労支援による自立に力を入れるべきであること。さらに、現在の社会保障制度は、財政的に非常に危機的状況にあり、将来とも制度を維持していくためには、一体改革は必要と考えることから賛成できないとの発言がありました。 さらに、別の委員からは、本陳情には多種多様な項目が含まれていることから、より慎重審議を行うため、閉会中の継続審査とされたいとの発言がありました。 このように、三者三様の意思表示がありましたことから、まず、閉会中継続審査を諮ったところ、挙手少数により否決となりましたことから、原案を諮ったところ、挙手少数により不採択と決した次第であります。 次に、陳情第15号子どもたちのために、よい教育環境をととのえる事を求める陳情について申し上げます。 この内容は、よい教育環境を整えるため、少人数学級を組み、独自に加配教員を配置すること、高校・大学生のために、返済不要の給付制奨学金をつくること、学校の施設・設備を改善し、地震に耐えられる校舎にすること等を求めるものでございます。 この件について、一部委員から、本市では、給付制奨学金制度を既に行っていることを理解した上で、親の経済力に左右されることなく安心して学べる環境を提供することは、国や自治体の責務であることから賛成であるとの発言がありました。 一方、他の委員からは、陳情項目のうち、返済不要の給付制奨学金制度の創設は、既に本市では、高校生に対して給付制の奨学金制度があるほか、大学生向けに対しても、利子補給制度があること。また、学校施設の耐震化は、現在整備中の山田中学校以外は全て終了していることなど、既に願意は達していることから賛成できないとの発言がありましたことから、委員会では、挙手による採決を行った結果、挙手少数により不採択とすることと決定した次第でございます。 次に、現在、当委員会において閉会中継続調査を行っております小学校における英語教育の推進については、お手元に配付されておりますとおり、さらに閉会中の継続調査を申し出ることといたしましたので、よろしくお願い申し上げます。 以上、教育民生常任委員会の報告を終わります。 ○議長(鎌田基志君) 経済環境常任委員長 神内茂樹君。  〔経済環境常任委員長(神内茂樹君)登壇〕 ◎経済環境常任委員長(神内茂樹君) 経済環境常任委員会の審査の経過概要並びに結果について御報告を申し上げます。 本委員会に付託されました案件は、12月13日の会議において配付されました付託案件表のとおり37件でありまして、委員会は16日に開催し、審査いたしました結果、付託案件いずれも原案可決することと決した次第であります。 以下、審査の過程で特に論議のありました点、及び要望事項等について申し上げます。 まず、農林水産課関係の議案第123号平成25年度高松市一般会計補正予算(第6号)中、遊休農地再生活動実践スタート支援事業費500万円に関連して、委員から、従来、国・県の助成制度を活用して、平成21年度から耕作放棄地の再生利用に鋭意取り組んでいるが、減反政策が廃止される将来において、一層、増加傾向が予想される遊休農地の再生利用には、税金の投入を最小限に抑える中で、思い切った発想の転換と工夫による取り組みが必要ではないかとの発言がありました。 これに対し当局からは、遊休農地の拡大は本市農業にとって大きな問題であり、発生の未然防止が効果的であると認識しており、今後、指摘の趣旨も踏まえ、国や県の制度等を活用して農業の担い手確保対策に積極的に取り組むなど、できる限りの対策を講じていきたいとの答弁がありました。 次に、文化芸術振興課関係の議案第177号高松市文化芸術振興条例の制定について、委員から、第2条の定義中、地域固有の伝統工芸について、関係すると思われる本市中小企業基本条例及び、今後制定予定の伝統的ものづくり振興条例(仮称)との整合性をただす発言がありました。 これに対し当局からは、本条例では芸術や美術の振興に、また、中小企業基本条例では産業振興に重点を置いており、その中でも、伝統的なものづくりに対象を絞ったものとして、現在、伝統的ものづくり振興条例(仮称)を検討しており、いずれかの条例で全ての分野をカバーできると考えているとの答弁がありました。 また、他の委員からは、文化芸術振興計画の策定スケジュールをただす発言があり、当局からは、本条例の施行後、直ちに文化芸術振興審議会を設置し、来年夏ごろに策定する予定であるとの答弁がありました。 次に、現在、当委員会において閉会中継続調査を行っております地域経済の活性化に向けた産業振興方策については、お手元に配付されておりますとおり、さらに閉会中の継続調査を申し出ることといたしましたので、よろしくお願い申し上げます。 以上、経済環境常任委員会の報告を終わります。 ○議長(鎌田基志君) 建設水道常任副委員長 川崎政信君。  〔建設水道常任副委員長(川崎政信君)登壇〕 ◎建設水道常任副委員長(川崎政信君) 建設水道常任委員会の審査の経過概要並びに結果について御報告を申し上げます。 本委員会に付託されました案件は、12月13日の会議において配付されました付託案件表のとおり17件でありまして、委員会は16日に開催し、審査いたしました結果、付託案件いずれも原案可決することと決定した次第であります。 以下、審査の過程で特に論議のありました点、及び要望事項等について申し上げます。 まず、都市計画課関係の議案第123号平成25年度高松市一般会計補正予算(第6号)中、鉄道施設安全対策事業費300万円について申し上げます。 これは、今年度末から鉄道事業者が実施予定の耐震対策事業に対し、災害時における緊急輸送道路の機能確保を図る観点から事業費の一部を補助するものであります。 委員会では、該当の3カ所が、いずれも交通の要衝であり、周辺交通に及ぼす影響が危惧されるとして、工期の見込みをただす発言があり、当局からは、期間は、それぞれ2年余りと見込んでいるが、極力、通行に支障を生じないよう、工期短縮を図るべく鉄道事業者に要請していきたいとの答弁がありました。 次に、上下水道局関係の合併処理浄化槽設置整備事業費8,988万3,000円について申し上げます。 これは、下水道事業計画区域外で合併処理浄化槽を設置する者に対し補助金を交付するものでありますが、今年度から、単独処理浄化槽の合併処理浄化槽への転換に上乗せ補助を行ったことなどから、補助希望申請が想定よりも大幅にふえたため200基分を補正するものであります。 委員会では、単独処理浄化槽の残存数を確認した上で、今後とも合併処理浄化槽への転換推進を求める発言や、せっかく予算補正を行う以上、適切かつ円滑な執行に留意されたい旨、要望する発言がありました。 次に、現在、当委員会において閉会中継続調査を行っております市道の安全対策については、お手元に配付されておりますとおり、さらに閉会中の継続調査を申し出ることといたしましたので、よろしくお願い申し上げます。 以上、建設水道常任委員会の報告を終わります。 ○議長(鎌田基志君) 都市交通対策特別委員長大橋光政君。  〔都市交通対策特別委員長(大橋光政君)登壇〕 ◎都市交通対策特別委員長(大橋光政君) 去る13日に開催いたしました都市交通対策特別委員会の審査の経過概要並びに結果について御報告を申し上げます。 本委員会に付託されました案件は、議案第123号平成25年度高松市一般会計補正予算(第6号)中、都市交通問題対策事業費610万7,000円であります。 この内容は、本年9月制定の高松市公共交通利用促進条例に基づく公共交通利用促進策として、現在、琴電がIruCaカードを利用して、同日中に電車とバスを乗り継いだ場合に、乗り継ぎ後の運賃を20円割引しているものを、来年3月1日から割引額を100円に拡大するために、差額の80円分を本市が補助するもの及び、これに伴うシステム改修に補助するもの等でありまして、審査の結果、異議なく原案可決することと決定した次第であります。 委員会では、まず、電車とバス乗り継ぎ時の利便性向上策をただしたところ、当局からは、駅構内のバリアフリー化や効率的に乗り継ぎできる運行時間帯の調整など、ハード・ソフト両面での環境整備について、運行事業者である琴電に対し要請していきたいとの答弁がありました。 また、他の委員からは、市全体の公共交通ネットワークの構築に当たっては、拡散型の都市構造が進んでいる状況を踏まえ、公共交通が利用しにくい地域に居住している市民への対応も含めた施策の展開方向をただす発言がありました。 これに対し当局からは、今回の措置は、条例制定を機に、公共交通利用促進策の第一弾として、現行の琴電の電車とバスの乗り継ぎ割引制度を拡充しようとするものであるが、今後は、新たな公共交通利用者の拡大に向けて、各種広報媒体による制度の周知や琴電とタイアップしたイベントの開催のほか、事業所等でのマイカー通勤者への公共交通機関の利用を促していくなど、公共交通体系の再構築も視野に入れながら、さまざまな利便性向上策を展開していきたいとの答弁がありました。 そのほか、委員会では、同じ公共交通機関であるJRと琴電の相互利用時においても、利便性向上につながる取り組みを求める発言がありましたので申し添えておきます。 以上、都市交通対策特別委員会の報告を終わります。 ○議長(鎌田基志君) 以上で委員長の報告は終わりました。 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鎌田基志君) 御発言がないようでありますので、これにて委員長報告に対する質疑を終結いたします。 それでは、これより討論に入るのでありますが、討論の通告はありません。よって、これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。 まず、議案第123号平成25年度高松市一般会計補正予算(第6号)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔起立者多数〕 ○議長(鎌田基志君) 起立多数であります。よって、議案第123号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第128号高松市男女共同参画センター条例の一部改正についてから議案第138号高松市隣保館等条例の一部改正についてまで、議案第141号高松市行政財産の目的外使用に関する使用料条例の一部改正について、議案第142号高松市法定外公共物管理条例の一部改正について、議案第144号高松市民防災センター条例の一部改正についてから議案第147号高松市ふれあい福祉センター条例の一部改正についてまで、議案第149号高松市夜間急病診療所条例の一部改正について、議案第151号高松市庵治ほっとぴあん条例の一部改正についてから議案第175号高松市庵治太鼓の鼻オートキャンプ場条例の一部改正についてまで、議案第178号高松市文化芸術ホール条例の一部改正についてから議案第192号高松市都市公園条例等の一部改正についてまで及び議案第194号高松市水道事業給水条例の一部改正についてから議案第197号高松市公設浄化槽管理条例の一部改正についてまで、以上62件を一括して採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。本案は、いずれも委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔起立者多数〕 ○議長(鎌田基志君) 起立多数であります。よって、議案第128号から議案第138号まで、議案第141号・議案第142号、議案第144号から議案第147号まで、議案第149号、議案第151号から議案第175号まで、議案第178号から議案第192号まで及び議案第194号から議案第197号までの62件は、いずれも原案のとおり可決されました。 次に、総務消防常任委員会付託案件のうち、議案第139号高松市児童厚生施設条例の一部改正について、議案第140号高松市福祉の充実と教育力向上のための臨時基金条例の制定について、議案第143号高松市市税条例の一部改正について、議案第198号公の施設の指定管理者の指定について、議案第208号工事請負契約について及び議案第209号工事請負契約について、以上6件を一括して採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。本案は、いずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(鎌田基志君) 御異議なしと認めます。よって、議案第139号・議案第140号・議案第143号・議案第198号・議案第208号及び議案第209号の6件は、いずれも原案のとおり可決されました。 次に、教育民生常任委員会付託案件のうち、議案第124号平成25年度高松市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、議案第126号平成25年度高松市病院事業会計補正予算(第1号)、議案第148号高松市医療費助成条例の一部改正について、議案第150号高松市保健所条例の一部改正について、議案第199号公の施設の指定管理者の指定について及び議案第200号公の施設の指定管理者の指定について、以上6件を一括して採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。本案は、いずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鎌田基志君) 御異議なしと認めます。よって、議案第124号・議案第126号・議案第148号・議案第150号・議案第199号及び議案第200号の6件は、いずれも原案のとおり可決されました。 次に、経済環境常任委員会付託案件のうち、議案第125号平成25年度高松市競輪事業特別会計補正予算(第1号)、議案第176号高松市文化芸術振興条例検討委員会条例の廃止について、議案第177号高松市文化芸術振興条例の制定について及び議案第201号公の施設の指定管理者の指定についてから議案第204号公の施設の指定管理者の指定についてまで、以上7件を一括して採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。本案は、いずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鎌田基志君) 御異議なしと認めます。よって、議案第125号・議案第176号・議案第177号及び議案第201号から議案第204号までの7件は、いずれも原案のとおり可決されました。 次に、建設水道常任委員会付託案件のうち、議案第127号平成25年度高松市下水道事業会計補正予算(第2号)、議案第193号高松市市営住宅条例の一部改正について、議案第205号公の施設の指定管理者の指定についてから議案第207号公の施設の指定管理者の指定についてまで及び議案第210号路線の認定について、以上6件を一括して採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。本案は、いずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鎌田基志君) 御異議なしと認めます。よって、議案第127号・議案第193号・議案第205号から議案第207号まで及び議案第210号の6件は、いずれも原案のとおり可決されました。 次に、陳情第12号社会保障制度の拡充を求める陳情を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は、陳情審査報告書のとおり不採択であります。本件については、陳情審査報告書のとおり不採択と決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔起立者多数〕 ○議長(鎌田基志君) 起立多数であります。よって、陳情第12号は、陳情審査報告書のとおり不採択と決定いたしました。 次に、陳情第15号子どもたちのために、よい教育環境をととのえる事を求める陳情を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は、陳情審査報告書のとおり不採択であります。本件については、陳情審査報告書のとおり不採択と決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔起立者多数〕 ○議長(鎌田基志君) 起立多数であります。よって、陳情第15号は、陳情審査報告書のとおり不採択と決定いたしました。  ──────~~~~────── △日程第3 閉会中継続調査申し出について ○議長(鎌田基志君) 次に、日程第3閉会中継続調査申し出についてを議題といたします。 各常任委員長から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしてあります申出書のとおり閉会中継続調査の申し出があります。 お諮りいたします。 各常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鎌田基志君) 御異議なしと認めます。よって、各常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。  ──────~~~~────── △日程第4 諮問第15号から諮問第19号まで ○議長(鎌田基志君) 次に、日程第4諮問第15号から諮問第19号までを一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。市長 大西秀人君。  〔市長(大西秀人君)登壇〕 ◎市長(大西秀人君) 本日、追加提出いたしました人事案件について説明申し上げます。 諮問第15号から諮問第19号までの人権擁護委員候補者の推薦については、来る4月1日に任期が満了いたします柳瀬治夫氏、田村光子氏、綾田直美氏の後任委員の候補者として、さらに同氏を、また、天弘一郎氏の後任委員の候補者として藤村 勇氏を、また、去る9月2日に岡田啓三氏が逝去されましたことから、後任委員の候補者として蔭久正順氏を、それぞれ推薦いたしたいと存じます。 以上、追加提出いたしました人事案件について説明申し上げましたが、何とぞ満場の御賛同を賜りますよう特にお願い申し上げます。 ○議長(鎌田基志君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております諮問第15号から諮問第19号までの5件については、先例に従い、質疑・委員会付託・討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鎌田基志君) 御異議なしと認めます。よって、諮問第15号から諮問第19号までの5件については、質疑・委員会付託・討論を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。 それでは、これより採決いたします。 まず、諮問第15号人権擁護委員候補者の推薦についてを採決いたします。 本件は、これに同意することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鎌田基志君) 御異議なしと認めます。よって、諮問第15号は、これに同意することに決定いたしました。 次に、諮問第16号人権擁護委員候補者の推薦についてを採決いたします。 本件は、これに同意することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鎌田基志君) 御異議なしと認めます。よって、諮問第16号は、これに同意することに決定いたしました。 次に、諮問第17号人権擁護委員候補者の推薦についてを採決いたします。 本件は、これに同意することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鎌田基志君) 御異議なしと認めます。よって、諮問第17号は、これに同意することに決定いたしました。 次に、諮問第18号人権擁護委員候補者の推薦についてを採決いたします。 本件は、これに同意することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鎌田基志君) 御異議なしと認めます。よって、諮問第18号は、これに同意することに決定いたしました。 次に、諮問第19号人権擁護委員候補者の推薦についてを採決いたします。 本件は、これに同意することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鎌田基志君) 御異議なしと認めます。よって、諮問第19号は、これに同意することに決定いたしました。  〔24番(妻鹿常男君) 除斥対象のため退場〕  ──────~~~~────── △日程第5 高松市農業委員会委員の推薦について ○議長(鎌田基志君) 次に、日程第5高松市農業委員会委員の推薦についてを議題といたします。 本件については、本市議会から推薦しておりました高松市農業委員会委員のうち、菰渕将鷹議員の逝去により1名の欠員を生じておりますので、農業委員会等に関する法律第12条第2項第2号の規定による後任委員として妻鹿常男君を推薦するものであります。 お諮りいたします。 妻鹿常男君を高松市農業委員会委員に推薦することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鎌田基志君) 御異議なしと認めます。よって、妻鹿常男君を高松市農業委員会委員に推薦することに決定いたしました。  〔24番(妻鹿常男君) 入場し着席〕  ──────~~~~────── ○議長(鎌田基志君) 以上で今期定例会の全日程を終わりました。 この際、市長より挨拶の申し出がありますので、これを受けることにいたします。市長 大西秀人君。  〔市長(大西秀人君)登壇〕 ◎市長(大西秀人君) お許しをいただきまして、一言、年末の御挨拶を申し上げます。 まずもって、このたび、本市職員が窃盗容疑により逮捕されましたこと、まことに遺憾に存じておりますとともに、市民及び市議会の皆様に深くおわび申し上げます。申しわけございませんでした。 昨年の12月には、いわゆる倫理条例を定め、職員の倫理の徹底を図っている最中で、今回、このような事態を招きましたことは、私自身といたしましても、まことに悔しく、情けない思いでございます。 今後、警察当局の捜査に全面協力いたしますとともに、当該職員につきましては、事実確認の上、厳正に処分をしてまいりたいと存じます。 また、職員のコンプライアンス及び公務員としての自覚の、さらなる徹底を図ってまいりたいと存じます。 初めに、今議会に提案いたしました諸議案につきまして御議決を賜りましたこと、御礼を申し上げます。 審議の過程におきまして御指摘をいただきました諸点につきましては、十分留意をし、執行面で誤りのないよう適切に対応してまいりたいと存じます。 さて、ことし1年を顧みますと、安倍内閣におきましては、デフレ脱却・景気回復に向け、大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略という、いわゆる3本の矢で経済の再生を進め、その結果、全国的な景気の持ち直しの動きが見られております。 このような改善の兆しを本格的な景気回復につなげ、今後、さらなる地方経済の活性化が図られることを期待するところでございます。 また、10月には、来年4月から消費税を8%に引き上げる方針が示されますとともに、今月、持続可能な社会保障制度の確立を図るための改革の推進に関する法律、いわゆる社会保障改革プログラム法が成立いたしましたことは、将来の社会保障財源を確保し、年金・医療・介護・少子化対策などの社会保障サービスの充実や安定化にも資するものと期待を寄せているところでございます。 一方で、スポーツの分野では、昭和の大横綱である故大鵬氏や元読売巨人軍の長嶋茂雄氏、松井秀喜氏に国民栄誉賞が授与されましたほか、9月には、第125次IOC国際オリンピック委員会総会において、東京が、1964年以来56年ぶり2回目となります2020年夏季オリンピック・パラリンピックの開催都市に選出されましたことは、我が国の社会に明るい希望と話題を提供いたしました。 このような状況のもと、本市におきましては、第5次高松市総合計画で掲げております「文化の風かおり 光かがやく 瀬戸の都・高松」の実現に向け、第3期まちづくり戦略計画を策定し、各種施策に取り組んでまいりました。 ことし実施した事業を振り返りますと、春・夏・秋の3会期、計108日間の日程で、瀬戸内海の12の島々を舞台に、現代アートの祭典──瀬戸内国際芸術祭2013が開催をされ、高松港周辺を初め、女木島・男木島及び大島の市内各会場にも多くの来訪者がございました。 最終的に、全会場への総来場者数の累計は約107万人に上り、前回以上の成果をおさめることとなり、瀬戸内の魅力が国内外に向けて発信されるとともに、本市を初めとする各地域の活性化が図られました。 また、第4回古代山城サミット高松大会を開催いたしましたほか、栃木県下野市と歴史文化交流協定を締結するなど、貴重な歴史的文化遺産の継承や、その活用を通じ、交流人口の増加を図りました。 さらに、歴史的につながりの深い石川県金沢市と文化・観光交流協定を締結し、これまで以上に相互に連携・協力することによって国内外からの一層の誘客を促し、より魅力的なまちづくりと地域経済の活発化に取り組むこととしたところでございます。 また、今月8日、本市をホームタウンとするカマタマーレ讃岐がJ2昇格をなし遂げたことは、大変喜ばしく感じますとともに、市民に夢と感動を与えてくれたチームの今後ますますの活躍を大いに期待をしているところでございます。 このような中、10月には、産業、ものづくり、観光、文化・スポーツ、国際交流などに関する施策を一体的に推進することにより、本市の都市ブランドイメージの向上を効果的に図りながら、本市の魅力を全世界に発信していくための総合的かつ基本的な指針となる高松市創造都市推進ビジョンを策定をいたしました。 今後、この指針に基づき、創造都市高松づくりを、より一層、積極的に推進してまいりたいと存じます。 他方、市民の皆様が安全で安心して暮らせるまちづくりを推進するため、常設の災害対策本部機能・消防局機能・上下水道局機能等を集約した高松市危機管理センター(仮称)等を現庁舎の西側用地に整備することといたしておりまして、8月、その基本設計を完了し、平成30年度の早い段階での供用開始に向け、鋭意、実施設計を進めております。 また、3月には、子供の成長及び子育てに関する支援のあり方を定める高松市子ども・子育て条例を制定・施行いたしまして、今後におきましても、次代を担う子供たちが健やかに生まれ育つ環境づくりに努めてまいりたいと存じます。 このように、少子・超高齢社会が進展する中、持続可能なまちづくりの実現に向け、各種施策を着実かつ効果的に推進できたものと存じております。 これも、ひとえに、議員皆様方を初め、市民・関係各位の御理解と御協力のたまものと、この場をおかりいたしまして厚く御礼を申し上げます。 さて、迎える新年でございますが、平成26年度は、第5次高松市総合計画の最終の実施計画となる第4期まちづくり戦略計画の開始年度となります。本計画の策定・推進に当たりましては、計画の継続性にも配慮しつつ、新たな事業展開も視野に、総合計画の集大成として進めてまいりたいと存じます。 また、来年は、本市のシンボルである屋島を含む瀬戸内海国立公園が指定80周年となる節目の年でございまして、7月には、その記念式典が本市で開催されることとなっております。さらに、10月には、第4回日仏自治体交流会議が本市で開催される予定となっております。 これらの機会を通じまして、屋島を初めとした本市の誇るべき資源や魅力を、国内外に、より一層、PRをしてまいりたいと存じておりますので、議員皆様方におかれましては、倍旧の御支援と御鞭撻を、よろしくお願い申し上げる次第でございます。 終わりになりましたが、来るべき2014年──平成26年が、本市並びに議員皆様方、そして市民皆様方にとりまして、幸多き輝かしい年となりますことを心から祈念申し上げまして、年末の御挨拶とさせていただきます。この1年間、まことにありがとうございました。(拍手) ○議長(鎌田基志君) これにて平成25年第6回高松市議会定例会を閉会いたします。      午前11時 閉会  ─────────────────────────────────────────地方自治法第123条第2項による署名者         議      長         議      員         議      員...